ご 挨 拶
特定非営利活動法人 イカス
理事長 木下 宇一郎
私どもは個人投資家の方々による投資クラブ活動への支援業務のため、さらには市場経済の基盤拡大に欠かせない投資知識の向上・促進を目的として、2000年にイカスを設立し、それ以来一貫して個人に対する投資教育および啓蒙活動に邁進してまいりました。21世紀もほぼ1/4を過ぎた現在においても、我々を取り巻く国際情勢や経済状況は混迷が続いています。一方、“貯蓄から投資へ”のスローガンのもとで市場経済への個人の参加を促す動きも官民挙げて勢いが増してきました。
もとより個人投資家には様々な幅広い情報を自身で収集、分析、判断して投資結果についても自己責任を受け入れることが要求されます。すなわち“投資リスクと期待リターン”をバランス良く考察・判断することが極めて重要になります。そのような認識を個人レベルでも高め、企業の実態を踏まえた個人投資を拡大・促進することは我が国の安定した経済の成長には不可欠な要素と考えます。昨今は新NISAの導入が始まり、投資市場に対する個人の関心が非常に高まっていることも追い風と思われます。
しかしながら近年我が国の経済状況は必ずしも良好とは言えず、各種の経済指標による国際比較でもかつてのような上位には位置せず低迷していることは皆様もご存知の通りです。
このような状況下ではありますが我が国の個人金融資産残高は2100兆円余り(2023年末現在)とされており、このパワーをより一層リスク資産に配分することで企業活動をしっかりと支え、日本経済のさらなる活性化も図れるものと考えます。
またイカスの事業活動は本来の投資クラブの設立、活動支援や運営の指導等にとどまらず、経済・投資・年金に関するセミナー、講師派遣、ベテラン経営者、学生など老若各層の懇親・交流会等のイベント等を今後とも引き続き行ってまいりますので、各位の絶大なるご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
このイカスとは、
I C A S |
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INVESTMENT CLUBS ADMINISTRATIVE SUPPORT |
の頭文字を取り、投資クラブ運営サポートを表しています。